推薦文(2015年度愛知県オリエンテーリング協会コーチ 松澤 俊行 氏)
私が、「伸びる競技者の判断材料」として
いろいろな場所で紹介している3つのポイントがあります。
それは、
- 負荷の高いトレーニング(スピードトレーニング)を定期的に行っていること
- 試合の前に、ウオーミングアップを行う習慣があること
- トレーニングの記録をしていること
の3つです。
とある学生向けのレクチャーの場所で、それぞれについて実行しているか否かを尋ね、
人数を数えたところ、いずれも少数でした。
ということは、そこでは、「これらを行うだけで、すぐに上に行けた」ということです。
果たして、彼ら・彼女らの行動がその後どう変わったか、知りたくなります。
ひるがえって、愛知県関係者には、この3つを実行している人が多く見受けられます。
少なくとも、上記の「とある場所」よりはずっと多いと感じます。
一見大変に感じられることでも、周囲が皆やっていれば、
「大変」ではなく「当然」になります。
「当然のことのレベルが高い」、
これからも愛知県のオリエンテーリング界がそうであり続けて欲しいと思います。
そのためにも、この「走(そう)るメイト」の目的に多くの愛知県関係者が共感し、
実際に活用してくれることを望んでいます。