選手はどうやって選ばれる？  7/31現在のエントリーリストでの例

2016/7/31(日)22時現在、以下の14名の方が参加希望登録をされています。 仮に今後、参加希望者の増減もランキングの変動も無かったとしたら、 という想定で、選手選考がどのように行われるのかをご説明します。

なお、実際の選手選考では愛知県選手権で最上位になった選手は ランキング順に関係なく選ばれる仕組みですが、 以下の説明ではややこしくなるので愛知県選手権のことは省いています。

より厳密な説明は 選手選考方法についてをご覧ください。

第1希望クラスお名前ランキング XJWJMJWEME WSMSWVMVXV
WE守屋舞香266位   ○      
ME谷川友太3位    ○     
堀田遼9位    ○     
松井健哉12位    ○     
菅谷裕志38位    ○     
前田裕太48位    ○     
WV石田美代子4727位       ○ ○
MV角岡明581位    ○ ○ ○ 
土屋晴彦1106位        ○ 
XV岡野英雄1885位    ○ ○ ○○
小幡昭次1924位         ○
小野盛光1981位        ○○
新見守2771位    ○ ○ ○○
石田亘宏3448位        ○○

XVを選考

選手選考は下位のクラスから順に行い、落ちた選手を上位クラスに回すルールでした。

このルールに基づいてまず最初にXVの選考が行われます。

XVには5名がエントリーしていますので上位3名が選ばれ、 残りの2名はいずれもMVに○を付けていますのでMVに回ります。

お名前ランキング XJWJMJWEME WSMSWVMVXV 選考結果
岡野英雄1885位    ○ ○ ○○XV選手として選出
小幡昭次1924位         ○XV選手として選出
小野盛光1981位        ○○XV選手として選出
新見守2771位    ○ ○ ○○XVでは落選→MVで再選考
石田亘宏3448位        ○○XVでは落選→MVで再選考

WVを選考

WVにエントリーしているのは1名(石田美代子さん)だけですので もちろんチームを組めません。

また石田美代子さんは上位クラスであるWS, WEに○を付けていませんので、 この時点で落選確定………とはなりません。

石田美代子さんの場合、 本来XVに出場できる年齢にも関わらずあえて上位クラスのWVに エントリーされたわけですので、 WVや上位のWS, WEの選手にはなれなくてもまだXVが可能性として残っていますね。

このような場合、「もしも石田美代子さんの第1希望クラスがXVだったとしたら」 という想定で振り出しに戻って選考をやり直すというルールでした。
(選手選考規程2.4)

お名前ランキング XJWJMJWEME WSMSWVMVXV 選考結果
石田美代子4727位       ○ ○落選確定XVに再配置して最初から選考やり直し

新しい参加希望者リスト

そこで、「もしも石田美代子さんの第1希望クラスがXVだったとしたら」 という想定で参加希望者リストを作り直すと以下のようになります。

第1希望クラスお名前ランキング XJWJMJWEME WSMSWVMVXV
WE守屋舞香266位   ○      
ME谷川友太3位    ○     
堀田遼9位    ○     
松井健哉12位    ○     
菅谷裕志38位    ○     
前田裕太48位    ○     
MV角岡明581位    ○ ○ ○ 
土屋晴彦1106位        ○ 
XV岡野英雄1885位    ○ ○ ○○
小幡昭次1924位         ○
小野盛光1981位        ○○
新見守2771位    ○ ○ ○○
石田亘宏3448位        ○○
石田美代子4727位       ○ ○

XVを選考

この新しいリストを使ってもう一度最初から選考をやり直します。

今度はXVには希望者がちょうど6人いて3の倍数ですので 全員が選手として選出されます。

お名前ランキング XJWJMJWEME WSMSWVMVXV 選考結果
岡野英雄1885位    ○ ○ ○○XV選手として選出
小幡昭次1924位         ○XV選手として選出
小野盛光1981位        ○○XV選手として選出
新見守2771位    ○ ○ ○○XV選手として選出
石田亘宏3448位        ○○XV選手として選出
石田美代子4727位       ○ ○XV選手として選出

WVを選考

WVには希望者が誰も残っていないので単にスキップします。

WSを選考

WSにも希望者がいないので単にスキップします。

WEを選考

WEの希望者は1名(守屋さん)だけです。

守屋さんほどの実力者と言えども1名ではチームを組みようがありません。 しかもWEよりも上のクラスはありませんので落選となってしまいます。

お名前ランキング XJWJMJWEME WSMSWVMVXV 選考結果
守屋舞香266位   ○      落選確定

MVを選考

MVには2名しかエントリーしていませんのでチームを作れません。

このうち土屋さんは上位のMS, MEに○を付けていませんので この時点で落選確定です。

一方、角岡さんはMSクラスに○を付けているので MSで再選考を行うことになります。

お名前ランキング XJWJMJWEME WSMSWVMVXV 選考結果
角岡明581位    ○ ○ ○ MVでは落選→MSで再選考
土屋晴彦1106位        ○ 落選確定

MSを選考

MSにはMVから回ってきた角岡さん1名だけです。

1名ではチームを組めないのでまたも落選ですが、 幸い角岡さんはMEにも○を付けていますので MEで再選考となります。

お名前ランキング XJWJMJWEME WSMSWVMVXV 選考結果
角岡明581位    ○ ○ ○ MSでは落選→MEで再選考

MEを選考

MEにはMV, MSから回ってきた角岡さんを含めて希望者がちょうど6名いますので、 全員が選手として選出されます。

お名前ランキング XJWJMJWEME WSMSWVMVXV 選考結果
谷川友太3位    ○     ME選手として選出
堀田遼9位    ○     ME選手として選出
松井健哉12位    ○     ME選手として選出
菅谷裕志38位    ○     ME選手として選出
前田裕太48位    ○     ME選手として選出
角岡明581位    ○ ○ ○ ME選手として選出

結果をまとめると

下の表の通りです。

落ちた2名(守屋さん、土屋さん)はいずれも 近隣都道府県との連合チーム、一般クラスを「可」としていますので、 まずは静岡や三重や岐阜などとの連合チームを模索し、 チームを組めなければ一般クラスとなります。

この場合、一般クラスには2名しか選手がいませんが、 一般クラスの場合は選手権と違ってチーム編成の自由度が高いので、例えば
というような形でチームを組むことが出来ます。

第1希望クラスお名前ランキング XJWJMJWEME WSMSWVMVXV 選考結果
WE守屋舞香266位   ○      連合チームまたは一般クラス
ME谷川友太3位    ○     ME
堀田遼9位    ○     ME
松井健哉12位    ○     ME
菅谷裕志38位    ○     ME
前田裕太48位    ○     ME
WV石田美代子4727位       ○ ○XV
MV角岡明581位    ○ ○ ○ ME
土屋晴彦1106位        ○ 連合チームまたは一般クラス
XV岡野英雄1885位    ○ ○ ○○XV
小幡昭次1924位         ○XV
小野盛光1981位        ○○XV
新見守2771位    ○ ○ ○○XV
石田亘宏3448位        ○○XV

エントリーリストの「暫定選考見込」欄

エントリーリストの右から2番目の列(「暫定選考見込」欄)には、 まさに上に書いたのと同じ選手選考シミュレーションを コンピュータが自動で行った結果を示しています。

つまり「仮に今後、参加希望者の増減もランキングの変動も無かったとしたら 選考結果がどうなるはずか」という情報になります。

コンピュータが自動で計算するので常に最新のエントリーリストに基づいた情報になります。 誰かが新しく参加希望登録をすれば、その時点で即座に選考見込も更新されます。

最終的な選考結果ではないので無意味な情報？
そんなことはありません。

例えば、このまま参加希望者が増えなければ選手として選ばれないと知った 守屋さんと土屋さんが危機感を持っていろいろな人に参加を呼びかけまくる、 という展開があるかもしれません。 最終的な選考結果が出てからでは覆しようがありませんが、「暫定選考見込」の段階であれば 落ちそうな方が選手として選ばれるように自ら手を打つことが可能です。

そのような用途に使っていただけるのがこの「暫定選考見込」になります。

ちなみに参加希望登録の締切日(8/17(水))を過ぎますと、 「暫定選考見込」から「仮選考結果」に表示が切り替わります。 この段階まではコンピュータによる自動処理です。 その後、処理にミスが無いことを監督が目視でチェックし、 選考結果が確定します。 確定したら「選考結果(確定)」に表示が切り替わります。

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