平成27年度全日本リレー愛知県選手団　MEクラスのチーム編成について

一次選考

• 細川選手は選考会1位であったため、 選考基準により自動的にランキング1位となりました。
• 細川選手を除く選考会参加者については選考会の成績順で一旦並べた上で、 上位選手との星取表により上位に行けるか否かの判定を行いました。 この判定は選考会の成績が上位の選手から順に行いました。 詳細は下記の通りです。
  
  • 宮西選手→ 谷川選手との対戦成績は0勝2敗(全日本は敗北と判定)のため 選考会順位よりも上位には行けませんでした。
  • 菅谷選手→ 宮西選手との対戦成績は0勝1敗 (全日本、東海インカレとも勝敗判定不可)でした。 対戦レース数が少ないため谷川選手とも比較したところ、対戦成績は0勝2敗でした。 以上により選考会順位よりも上位には行けませんでした。
  • 前田裕太選手→ 菅谷選手との対戦成績は1勝2敗のため 選考会順位よりも上位には行けませんでした。
  • 樋口選手→ 前田裕太選手との対戦成績は1勝1敗(全日本は勝敗判定不可)でした。 両大会とも僅差のため選考会の成績を優先といたしました。 以上により選考会順位よりも上位には行けませんでした。
  • 嶋岡選手→ 全日本大会、東海インカレとも未出走ですが、本人から不調報告が無かったため 他の大会成績による順位の引き上げは行わないことといたしました。
  • 高水選手→ 嶋岡選手との対戦成績は0勝1敗でした。 対戦レース数が少ないため樋口選手とも比較したところ、対戦成績は0勝2敗でした。 以上により選考会順位よりも上位には行けませんでした。
  • 稲葉選手→ 高水選手との対戦成績は1勝1敗でした。 両大会とも僅差のため選考会の成績を優先といたしました。 以上により選考会順位よりも上位には行けませんでした。
  • 牧選手→ 全日本大会、東海インカレとも未出走ですが、本人から不調報告が無かったため 他の大会成績による順位の引き上げは行わないことといたしました。
  • 樽見選手→ 全日本大会は未出走、 東海インカレは他の選手と別クラスに出走したため判定不可ですが、 本人から不調報告が無かったため 他の大会成績による順位の引き上げは行わないことといたしました。
  • 大村選手→ 樽見選手との対戦成績は0勝1敗(東海インカレは判定不可)でした。 対戦レース数が少ないため牧選手とも比較したところ、対戦成績は0勝1敗でした。 更に上位の稲葉選手と比較したところ、対戦成績は1勝1敗でした。 両大会とも僅差のため選考会の成績を優先といたしました。 以上により選考会順位よりも上位には行けませんでした。
  • 川上選手→ 全日本大会、東海インカレとも未出走ですが、本人から不調報告が無かったため 他の大会成績による順位の引き上げは行わないことといたしました。
  • 林選手→ 川上選手との対戦成績は0勝1敗でした。 対戦レース数が少ないため大村選手とも比較したところ、対戦成績は0勝2敗でした。 以上により選考会順位よりも上位には行けませんでした。
  • 松井選手→ 林選手との対戦成績は1勝1敗ですが、 東海インカレのタイム差により松井選手の方が上位に入ると判定しました。 川上選手とは対戦が1レースのみのため、その上の大村選手と比較したところ、 対戦成績が2勝1敗(全日本は勝利と判定)のため松井選手の方が上位に入りました。 以下同様にして、 樽見選手スキップ(対戦1レース)、 牧選手スキップ(対戦1レース)、 稲葉選手に勝利(1勝1敗で東海インカレのタイム差)、 高水選手に勝利(同上)、 嶋岡選手スキップ(対戦1レース)、 樋口選手に勝利(2勝1敗(全日本は勝利と判定))、 前田裕太選手に勝利(2勝1敗)、 菅谷選手に勝利(2勝1敗)、 宮西選手に勝利(2勝1敗(全日本、東海インカレとも勝利と判定))となり、 谷川選手との対戦成績は0勝2敗でした。 以上により谷川選手と宮西選手の間の順位まで引き上げとなりました。
  • 石山選手→ 林選手との対戦成績は1勝1敗ですが、 東海インカレのタイム差により石山選手の方が上位に入ると判定しました。 川上選手とは対戦が1レースのみのため、その上の大村選手と比較したところ、 対戦成績が2勝1敗のため石山選手の方が上位に入りました。 以下同様にして、 樽見選手スキップ(東海インカレは判定不可のため対戦1レース)、 牧選手スキップ(対戦1レース)、 稲葉選手に勝利(1勝1敗で東海インカレのタイム差)、 高水選手に勝利(同上)、 嶋岡選手スキップ(対戦1レース)、 樋口選手に勝利(2勝1敗)となりました。 前田裕太選手との対戦成績は1勝1敗(全日本は判定不可)でしたが、 東海インカレのタイム差により石山選手の方が上位に入ると判定しました。 菅谷選手との対戦成績は1勝1敗(全日本は判定不可)でしたが、 東海インカレのタイム差は僅差であり選考会のタイム差の方が大きいため 石山選手の敗北と判定しました。 以上により菅谷選手と前田裕太選手の間の順位まで引き上げとなりました。
  • 前田悠作選手→ 全日本大会、東海インカレとも未出走であり、不調報告が出ているため 2次選考において他の大会成績を追加調査することとしました。
  • 彦坂選手→ 前田悠作選手との対戦成績は0勝1敗でした。 対戦レース数が少ないため林選手とも比較したところ、対戦成績は0勝2敗でした。 以上により選考会順位よりも上位には行けませんでした。
  • 稲吉選手→ 彦坂選手との対戦成績は1勝1敗でした。 両大会ともタイム差が大きいこと、不調報告が出ていることを踏まえ、 彦坂選手との勝敗は判定不可とします。 その上の前田悠作選手との対戦成績は0勝1敗、 更にその上の林選手との対戦成績は0勝2敗であり、 東海インカレのみの成績で判断しても林選手から上の選手には全敗のため、 彦坂選手と同順位としました。
• 次に、選考会不参加の選手について以下の通り判定を行いました。
  
  • 堀田選手→ 関東インカレのME-1位相当を東海インカレのME-1位相当と読み替えると、 谷川選手に0勝1敗、 松井選手に0勝1敗(東海インカレは引き分けと判定)、 宮西選手に2勝0敗(全日本、東海インカレとも勝利と判定)、 菅谷選手に1勝0敗(東海インカレは引き分けと判定) であったため、松井選手と宮西選手の間の順位が妥当と判断しました。
  • 深田選手→ 大多数の選手と比較できるデータに乏しく、 追加の成績調査が必要と判断しました。
  • 橋本選手→ 大多数の選手と比較できるデータに乏しく、 追加の成績調査が必要と判断しました。
  • 池田選手→ 東海インカレの成績が近い彦坂・稲吉の両選手と同順位としました。
  • 川岸選手→ 東海インカレの成績が近い林選手と同順位としました。

二次選考

• 17位Gの選手
  
  • 林選手と川岸選手が同一コースを走ったのは 東海スプリントセレと名椙大会1日目ロングの2大会であり、 いずれも林選手が勝っています。 また名椙大会2日目リレーもパターンが違いますが同一クラスであり、 タイム差から林選手の勝ちと判定しました。 東海インカレで川岸選手が勝っていることを考慮しても林選手の3勝1敗のため 林選手の方が上位に入ると判断しました。
• 19位Gの選手
  
  • 稲吉選手と池田選手は3大会で同一コースを走り、 稲吉選手が2勝1敗でした。 東海インカレの成績も加えると稲吉選手が3勝1敗となるため、 稲吉選手が上位に入ると判断しました。
  • 彦坂選手と稲吉選手を比べると、 同一コースを走った東海スプリントセレでは稲吉選手が勝っています。 インカレミドルではコースが異なるものの 順位から判断して彦坂選手の勝利、 インカレリレーではタイム差から稲吉選手の勝利と判定しました。 愛知県選手権、東海インカレの成績も加えた対戦成績は 稲吉選手が3勝2敗となるため、 稲吉選手が上位に入ると判断しました。
  • 彦坂選手と池田選手を比べると、 同一コースを走った東海スプリントセレでは彦坂選手が勝っています。 インカレミドルは別コースで同順位のため引き分けと判定しました。 インカレリレーではタイム差から池田選手の勝利と判定しました。 東海インカレの成績も合わせると彦坂選手が2勝1敗となるため、 彦坂選手の方が上位に入ると判断しました。
  • 以上により19位Gの中での順位は 稲吉選手、彦坂選手、池田選手の順となりました。

三次選考

• 3名の中で大会参加数が最も多い深田選手について最初に判定を行いました。 勝敗表により前田裕太選手以上、宮西選手以下の実力であると判断できました。 菅谷選手との対戦について詳しく見ると以下のようになっています。
  

  お名前	名椙大会1日目ロング(2015/9/12)	名椙大会2日目リレー(2015/9/13)
  菅谷　裕志	1:43:57(ME-11位/完走35人, 12.5min/km, トップ比118%(谷川選手), 巡航115.8%, ミス率7.4%)	0:55:13(ME-Y5位/完走20人, 10.8min/km, トップ比119%(谷川選手), 巡航108.1%, ミス率8.0%)
  深田　恒	1:39:23(ME-9位/完走35人, 12.0min/km, トップ比113%(谷川選手), 巡航112.7%, ミス率6.5%)	1:01:06(ME-Z8位/完走19人, 12.0min/km, トップ比131%(石坂選手), 巡航111.0%, ミス率13.1%)

  タイム、順位、キロあたりタイム、トップ比、巡航速度、ミス率 のいずれの項目においても1日目ロングは深田選手の勝利、 2日目リレーは菅谷選手の勝利となっていますが、 巡航速度を除く各項目で2日目の方が差が大きくなっています(巡航速度差は同程度)。 したがって菅谷選手の方が実力で若干上回ると判断しました。 石山選手とは対戦が無いので優劣をつけられず、同順位としました。
• 橋本選手は勝敗表により樋口選手以上、宮西選手以下の実力であると判断できました。 またインカレミドルと関東インカレでの深田選手との勝敗は1勝1敗であり、 どちらも僅差(インカレミドル：深田0:40:49、橋本0:41:33、 関東インカレ：橋本1:15:14、深田1:16:46)であることから 橋本選手は深田選手とほぼ互角の実力を有すると判断しました。
• 前田悠作選手は勝敗表ではだいぶ下位になりますが、 これは三次選考のために追加された成績がインカレリレーの1レースのみであり、 本人から不調報告のあった愛知県選手権の成績が大きく響いているためです。 インカレリレーのみで見れば樋口選手以上の実力を有すると判断でき、 橋本選手にも勝利していることから 深田・橋本の両選手と同程度の実力を有すると見なすのが 妥当であると判断しました。
• 以上により前田裕太以下の各選手はこの3選手に実力が及ばないと判定されましたが、 その中で唯一、牧選手だけは3人の選手との対戦成績が互角以上となっています。 このため牧選手の現在のランキングは順当ではないと判断し、 追加調査を行うことにいたしました。

四次選考

• 候補1：菅谷選手と同順位
• 候補2：樋口選手と嶋岡選手の間

五次選考(最終)

• 第1、第2チームと第5チーム以降については 4次選考におけるランキング順としました。
• 4次選考のランキングでは7位タイが4名おりますが、 このうちの石山選手からは足の故障の関係で第3チームを辞退したい旨の 申告が入っているため、石山選手を除く7位タイの3名で 第3チームを編成することとします。
• これに伴い、石山選手とランキング11位、12位の選手で第4チームを編成します。